2006.07.05 Wednesday
最古の地震計は西暦132年のドラゴンボール(3) | 目からウロコの発明小話-vol.5
前回、前々回と紹介したドラゴンボールで計る世界最古の地震計
「候風地動儀(こうふうちどうぎ)」の続きです。
渾天説、渾天儀、東京賦、西京賦、方格図、候風地動儀と
多岐にわたり後史に残る作品・発明を繰り返した天才「張衡」。
ではダヴィンチ然り、稀代の天才はなぜ複数の分野で
平等に活躍するのでしょうか。
天才というのは哲学を創造し、消化して表現できる
人間なのだと思います。
最近、某テレビ局が「BeTARO!」というキャッチフレーズで
岡本太郎の壁画「明日の神話」を復活させています。
テリー伊藤が岡本太郎との仕事について
思い出を語ってました。
岡本太郎は演出家としてのテリー伊藤の
言うことを全っ然聞いてくれなかったそうです。
しかし本番には最高の演出をもって登場したとのこと。
レオナルド・ダ・ダヴィンチ、岡本太郎、張衡。
天才は才能を万事に通じさせるものなのだと、僕はただただ感心してしまうのでした。
個人的にはテリー伊藤も天才だと思っていますが。
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